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January 19, 2020

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2月1日(土)~3月31日(火)です。

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大会長ご挨拶

 このたび、臨床実践の現象学会の第6回大会を福井県にて開催する運びとなりました。現象学的な研究のさらなる発展を願って、第6回大会は、はじめて北陸の地での開催となります。

 本大会のテーマは「極限」です。

 現象学的手法をはじめとする質的研究の多くは、1人ひとりの経験の意味内容に深く分け入るという点に重要な価値をおいています。それは、経験の意味内容を記述し伝えることが、他者の経験を拡張し触発する可能性を秘めているからに他ならないからでしょう。

 しかし、この世の中には、私たちが想像を絶するような「極限」とも呼べる圧倒的な経験をされている方々が存在します。例えば、〈人間〉らしく生きることや〈普通〉の暮らしを営むことといった私たちの生存そのものを脅かすような経験をされている人々です。こうした〈重み〉のある経験に触れた者は、他者へ伝承したいという強い欲求に駆られることでしょう。

 今回は、こうした「極限」状態にある人々とともに歩んでこられた先生方をお招きしました。岡真理先生(京都大学)には、封鎖下のガザ地区という空間において〈人間〉であり続けることの困難について、荘保共子先生(こどもの里)には、長年、大阪市西成区釜ヶ崎地区という日雇い労働者の町で困難を抱えた子どもたちに常に寄り添ってきたご経験についてお話を伺います。本学会事務局からは、近田が、地域において重度の精神障がい者を24時間365日支援するスタッフの実践に伴走してきた経験をお話いたします。

 今回の大会が、経験を共有する可能性を開くための〈出会い〉の場となることを願っております。

 

 

                    臨床実践の現象学会 第6回大会 

                    大会長 近田真美子

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